交通事故・ムチ打ち症
●当院は交通事故・労災・健康保険をお取り扱いしております。
交通事故の場合は保険適応で自己負担はございません。
マッケンジー法による施術を希望される方はお申し出ください。
マッケンジー法は問診、理学検査を重視している為、お一人の患者様に対して初検・再検で約1時間、3回目以降で30~40分程度かかります。通常の施術時間内ではお一人の患者様に対してのマッケンジー法の施術は難しい場合がございますので、特に初検、再検は特別予約時間(お昼休み、午後の診療後)にて施術させて頂いております。
詳しくはこちらの受付時間をご覧ください。
(以下の文章は、国際マッケンジー協会の許可を得て掲載しております。)
ムチ打ち症の臨床的特徴
ムチ打ち症とは、頚部への外傷によって生じる様々な症状、所見に対して適用される用語です。
最も多いのが交通事故によって引き起こされるケースです。
ムチ打ち症の症状、所見
発生頻度の多い症状(70%以上。複数の研究から)
・頚部痛
・頚部動きの硬さ/頸椎可動域制限
・頭痛
発生頻度の中等度の症状(20~70%以上。複数の研究から)
・肩の痛み
・上肢の感覚障害、異常感覚
・腰痛
発生頻度が低い症状(20%以下。)
・上肢痛
・視覚異常
・聴覚異常
・筋圧痛
・目眩、吐き気
自然歴
・交通事故にあった多くの人たちに症状はありません。
・症状が出ても大したものではなく、医療機関にかからない場合があります。
・救急に搬送されたケースの自然歴は2パターンあります。
○約2/3は、2,3カ月以内には治癒。
○約1/3は、慢性化。こうした患者様の1/3は酷い症状が遷延化します。
予後因子
多くの研究が予後因子について論じています。
慢性化を予測する因子について、様々な研究が述べられています。
・初期症状が中等度から重度。
・上肢痛
・しびれなどの異常感覚
・頭痛
・年齢
初期の手当てが特に大切になりますので、しっかりとした医療機関をお選びください。